深爪は、巻き爪の原因と言われています。
足の指だけでなく手の指にも言えることですが、深爪をしていいことはありません。 爪の先の白い部分を1ミリ程度残すようにして、こまめに整えてあげるようにしましょう。 また爪は長くなり過ぎないよう、こまめに切ったほうが良いです。爪が伸びすぎるのも、巻き爪の原因となるからです。 指から出ている爪甲の部分は、長くなれば長くなるほど圧力もかかりやすくなり、そのため変形しやすくなってしまいます。 深爪をしないことと、爪を伸ばしすぎないこと。この二つに注意していれば、巻き爪は起こりにくくなります。
指の形に沿った形で左右対称に揃えるのが良い形です。
陥入爪の場合、痛むなどの理由でくい込んでいる部分を切りとりがちですが、切りとることで爪がさらに変形するという 悪循環となります。指の先端と同じくらいの長さにそろえましょう。
【○ 理想の爪切り】
・爪のサイドはストレートに保ちましょう。
【× 誤った爪切り】
・斜めの切り込みは陥入爪、爪トゲ、爪肥厚、
横筋の原因となります。
・爪先が無いと陥入爪、爪トゲ、爪肥厚、
横筋の原因となります。
・爪の湾曲は爪肥厚、爪剥離、横筋の原因となります。
巻き爪の予防に関して、靴選びというのは非常に重要なポイントです。
靴選びはもちろん、履き方を間違えていると、足に余計な負担がかかってしまいますので、自分にぴったり合う靴選びを行いましょう。ハイヒールなどといった足や指先に負担のかかる靴は、巻き爪の原因となる場合がありますので、出来るだけ避けるべきです。さらには甲の高さや幅などを含め、自分に一番フィットしているものを選ぶと良いでしょう。
■ 紐かマジックテープなどで、足の甲の部分をしっかり押さえられる構造
■ 指先が靴の中で当たらない様に1.5~2cmの捨て寸が必要で靴の中で指が自由に動く
■ インソールが足裏にフィットしている
■ ゆびの付け根部分が靴底が曲がり易い構造
■ ヒールは3cm以内
■ 踵の部分がしっかりしている